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●WebPlan News

2003年2月号
 

「日本語大切」から
 今月号の文芸春秋特別企画「日本語大切」を読んでみて言葉の大切さを改めて考えさせられました。
 著者堺屋太一さんによると明治時代の文明開化時に多くの技術や制度が導入され、それを広めるために言語的努力や翻訳語の創作に栗本鋤雲や福沢諭吉等の偉大な業績があったそうです。
 それにくらべ近年主に戦後からは知的な努力を軽視した言葉や、外来語をそのままカタカナにした言葉、頭文字を取った3文字・4文字英語が沢山使われるようになりました。意味をとりちがえた例では、コンピュータを「電子計算機」と翻訳したため1970年頃まで電子算盤程度にしか考えない人が少なくなかったようです。これによって我国ではコンピュータの利用範囲を限定させてしまい、普及を遅れさせたという指摘があります。因みに、中国では「電脳」と訳されたそうです。
 漢字が持つ意味によって日本人は思考が深まり、高い教育レベルの国民となり、また固有の美しい文化を継承してきたとのことです。<氏は経済畑だけではなくイベントプロデューサーもされることは知っていましたが、このような分野においても深い見識をもっておられることに驚きました>
 沢山の情報が溢れる昨今、私はカタカナや3文字英語などの未確認物体的な情報に振り回されているような気がします。一方で、身近な人やモノを固定観念で見ているのではと思います。もっと深く本質を理解する努力をしなければなあ・・・と堺屋太一さんの言語努力の文を読んだ次第です。

子どもたちの姿に感じたこと
  さる2月15日土曜日に、広島で行われた「子ども水フォーラム」を見に行きました。これは、中国地方で川に関する活動、研究を行っている小学校やボランティア団体が発表を行うイベントで、出雲市の大津小学校の皆さんたちも参加していました。また、ほかにもアメリカ、カナダ、ベルギーなど海外の学校の皆さんの発表もあり、国際色も豊かなイベントでした。
みんな、それぞれの実験や体験、聞き取りなどを通して得た知識を発表していたのですが、見ていて思ったのは、やはり実体験から得た知識、知恵に勝るものはないということです。
日々情報が溢れて、テレビやネットなどで見たり聞いたりしたことよりも、やはり野山で、川で、いや、社会の荒波の中ででも、実際に経験して、そこから学ぶことの大切さは大人も子どもも差はないのではないでしょうか。
そんなことを、子ども達の、初々しくもまっすぐな発表を見て、つくづく感じました。

テレビドラマ「GOOD LUCK!!」
 木村拓也主演のドラマ「GOOD LUCK!!」が高視聴率だそうです。初回から31.6→27.5→28.6→27.6→30.9・・と、30%前後を推移しているようで、キムタク人気は相変わらずといったところでしょうか。私も初回含めて何回か見たのですが、登場人物のキャラクターもストーリーも分かりやすく、日曜日の夜になんとなく見るのには丁度いいかなあという気がしました。
 このドラマは空港が舞台になっているのですが、協力をしているANAは、この番組の影響か、国際情勢が微妙な中、株価が上がったとか。これもキムタク効果?このまま主題歌の「RIDE ON TIME(山下達郎)」も時代を超えてヒットするのでしょうか。
 私は世代的に、空港が舞台のドラマといえば真っ先に「スチュワーデス物語」を思い出します。
 今後ますます企業のイメージアップにテレビドラマやドラマの主題歌などイメージソングが効果を発揮することになるような気がします。

 

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