スカイマークに拍手

　ファーストクラスには縁の無い私ですが、飛行機が高嶺の花だった1960年はじめてのジェットＤＣ8が東京〜米国間に就航しました。運行する日本航空は「空飛ぶホテル」をコンセプトにお客様への「おもてなし」を随所に施しました。例えば機内のラウンジには窓を飾る障子、床は畳の縁取り、座席は西陣織のシート、壁にはかの前田青邨画伯の紅白梅絵画など日本の一流品でしつらいました。（右写真）「どんな人たちが利用したのだろうか」と疑いたくなる豪華な機内はファンの声により保存・展示してあるので、いつか私も見たいと思っています。

　昨年運行し、今も予約の取れないほどの高い人気を誇るJR九州の豪華列車「七つ星in九州」に似ています。

　一方、山陰に目を移すと、LCCの登場した米子鬼太郎空港がホットです。こちらも同様に昨年就航したＬＣＣ（格安航空）スカイマークですが、既存の成田線、神戸・茨城線に加えて4月より新しく羽田・沖縄・新千歳への定期便を就航することが発表されました。

　米子〜新千歳線はかつてANAがシーズン限定で定期便を就航していましたが、不採算を理由に撤退。また米子〜大阪（伊丹）線も同様の理由から撤退しましたので、今回のスカイマーク就航により関西圏と北海道便は復活し、沖縄への定期便就航も加わります。私達にとっては4月から旅の計画の裾野が広がり、とても嬉しいことです。

　昔から山陰の交通の要衝と呼ばれた米子。空港にはスカイマークのほかANAやアシアナ航空と複数企業の就航があります。市内からは関東・関西方面にむかうJR線や高速バスもあり、移動手段としての交通機関の選択肢が増えるので企業間の競争は激しくなることでしょう。

　スカイマークは中国地方において、岡山や山口宇部空港などへの就航の選択肢もあったのではと思われますが、全国と比べると経済力が低く、人口も少ない宍道湖中海圏の米子が選ばれたことはとても嬉しく、私はスカイマークに拍手を贈ります。

　山陰へは、昨年の平成の大遷宮による“出雲ブーム”で沢山の観光客に来ていただきましたが、今年は私たち地元の人達が出かける番のように思います。（や）

スマートフォン対応のホームページ

　以前、スマートフォン対応のホームページ制作の受注が増えてきていることに触れましたが、制作後の運用についてもご相談をいただいています。

　あるお客様（流通系）はSNSとホームページとを連携して運用されており、スマートフォンをつかったSNSでは二ヶ月ほど経った今は約200人のフォロワーを獲得し情報発信しておられます。

　このお客様は情報発信をする度に200人中およそ30人以上の情報拡散があるため、1回の情報発信の度に計算上では延べ3,000人以上に情報が届くことになります。

　情報を受ける側の多くは知人を介しての情報ということで、比較的好意的な反応もあるようです。

　SNS以前は例えばダイレクトメールで「お客様紹介キャンペーン」を設け、新しいお客様を開拓する手間と時間・費用がかかっていましたが、SNSではそれがスピード化し容易にできるようです。

SNS対応のホームページ制作は小社までご相談ください。(い)

弊社社員が気がついた　「ちょっといい話」を連載しています

　 県民手帳を知っていますか？各都道府県が、独自の特徴や情報を掲載し発行しているスケジュール帳です。

もちろん鳥取県も県民手帳を発行しており、私がその存在を知ったのは４、５年前でしょうか。黒のカバーに包まれた見た目は普通の手帳。というか地味な手帳です。誰が買うのかと全く興味が無かったのですが、そんな県民手帳が全国的にジワジワと人気があがっているようです。

　人気があがっている理由は県外の方の存在のようで、手帳には一年を通した情報が載っているので、訪れる際の観光の参考にしたり、故郷を離れた方が行事をチェックするのに利用しているとのこと。

　また、地元での使い道としては、タクシー運転手がお客様に説明するのに便利ということで重宝されているようです。

　県民手帳というだけあって、県民のための手帳だと思っていた私にとって驚きの使い道にびっくりし、私も他県の手帳を買ってみようかと思う今日この頃。
　人気のため既に売り切れている都道府県もあるようですが、鳥取の県民手帳はコンビニで販売中です。気になる方は一度手にとってみてください。（ふ）