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2014年5月号

  

“都をどり”鑑賞

▼“都をどり”を紹介するパンフレット(抜粋)と今年の着物柄

都をどり 5月、庭々に色鮮やかに大きく優雅な牡丹が咲きそろいます。牡丹は島根県の県花であり、八束町や飯南町には色とりどりの大輪が並び、観光の目玉となります。

 GWを利用して、京都四条花見小路の祇園甲部歌舞練場へ“都をどり”を観覧してきました。アジア系の団体客や個人旅行の欧米人に混じって求めたチケットは芸妓さんのお点前がいただけるお茶席付にしました。

 「ヨーイヤサ〜!」ではじまる“都をどり”は今年で第142回目。紹介するパンフレットに目を通すと今回の題目は「昔伝来大和宝尽」。昨年遷宮された伊勢神宮や世界遺産に登録された富士山などの新しい話題と、変わらない日本の美しい四季をあわせたシナリオです。分厚いパンフレットには百貨店・化粧品メーカーをはじめ、お座敷のお店や土産品・菓子などたくさんの協賛によってつくられており、職業柄関心しました。“都をどり”と花街を支えるネットワーク、観光経済の一角が見えてきます。

 いよいよ演目がはじまりました。幅20m程もある舞台では、春のお伊勢参りや美保の松原、夏の祇園祭に紅葉の建仁寺など、ステージ毎にガラリと七つの鮮やかな背景に変わり、お囃子は長唄・三味線・鼓・笛など息の合った、そして迫力ある生ライブ演奏が舞台の高揚感を伝えます。艶やかな着物姿の芸妓・舞妓衆の雅な演技と踊り、その立ち振る舞いや仕草は「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」がピッタリ!。
“凜”とした姿勢にゆっくりとした流し目と面でメッセージを伝え、座れば丸く曲線的な存在感、水面をすすむ水鳥ように小股の内股で歩く姿は優雅な平安絵巻と重なります。両袖からお揃いの衣装で全員登場するエンディングは、私のような田舎者や欧米人も一緒になって拍手喝采を贈りました。

 毎年演目が創作されるのに伴い新調される芸妓さん・舞妓さん達の衣装や装飾をはじめ、舞台・美術・道具等の企業や職人さん達、また舞台デザイナーやシナリオライター・文化考証者などたくさんの方の生業が成りたち、伝統を守り、文化が継承され発展しています。

 “都をどり”を楽しみ、京料理をいただき、お土産もたくさんの今春の京都でしたが、田舎者はこの「芍薬」「牡丹」「百合の花」と連続する多彩な観光テクニックを少しうらやましく感じました。(や)


都をどり
▲祇園甲部歌舞練場と芸妓さんのお点前






あたらしいもの

 これまで馴染んできたWindows XPサポートの終了に伴い、会社のパソコンもWindows 7へと変更が余儀なくされました。
 新しくなって約一ヶ月。操作方法はXPに近く、おおよそ今までの感覚で使うことができます。ただ、ワード・エクセル(2007から2013にバージョンアップしました)に関しては、新しい機能が加わっていることで、メニューやアイコンの配置が変わり、何が何処にあるのかを探すのに一苦労しています。なんとなくこれだろうと今までの感覚でクリックすると「しまった!間違えた…」なんて事も度々あり未だ慣れません。

 なかでも一番困ったのは「ページ設定」です。文書を作成する際に用紙設定などの基本となるメニューですが、この「ページ設定」というメニューが何処にもなく「ページレイアウト」というものに変わっていました。ネットで調べて解決しましたが、私と同じように困った人も多いのではないでしょうか?

 新しい機能が加わり、より一層進化するのは良いことですが、頻繁に使うメニューやアイコンは、今まで通り同じ名前で同じような場所に配置するなど、開発者の方たちには「使いやすさ」も重視してほしいものです。
 今はまだワード・エクセル基本の操作でアタフタしており、新機能に手を出していませんが、これから少しずつ勉強して使いこなせるようになりたいと思います。(ふ)







弊社社員が気がついた 「ちょっといい話」を連載しています

   出雲大社の「平成の大遷宮」により、春から例年にも増して大きく盛り上がった島根の観光。今年は?と尋ねてみると、宿泊業や大社前の小売店などは昨年同様好調の一方で、お土産の卸業者さんなどはエリアによって落ち込みがあるとのことでした。

 近頃は単に「自社のサービス、商品」を売るだけでなく「街全体」を売り込む、という意識で観光商品づくりに取り組んでおられる観光業の方が増えてきているように感じます。豪華な食事や設備を用意するだけでは、どうしても横並びなものになりがちということで、近場の生産者やアーティストさんと提携して独自の体験をできるというような、様々な工夫を凝らしておられるようです。地域ゆかりの有力な資源はあるものの、積み上げていくことはとても労力のいることらしく、大手旅行代理店の支店長さんは「縁結び」を例にあげ、「旅行商品としてイメージを定着させるのには長い時間がかかったんだよ」と苦労話をされていました。

 まもなく、ぐるない松江18 号を発行させていただく予定ですが、引き続き松江の味、松江の特産品など松江らしさが伝わるよう、充実した紙面づくりに努めたいと思っています。(い)





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