ウェブプラン
弊社の信条 ■取扱品目 ■お取引きのプロセス ■WebPlanNews ■会社概要 ■お問い合わせ ■リンク ■トップ

 

●WebPlan News

過去 News index >>


2015年10月号

  

今月の話題

「天高く馬肥ゆる秋」は、元々騎馬民族が襲来することを指した、とは知りませんでした。実は夏に草をたくさん食べた匈奴(北方)の馬たちが、攻め込んでくるという警告の意味だそうです。つまり、秋は戦いの季節になるということを、当時の中国人たちに示唆した言葉ということです。私は不覚にも穏やかな澄み切った晴天の日、実りの秋に穀物をたくさん食べて、馬が肥えるという、勝手な解釈をしていました。
 この季節の松江は、時折早朝に濃く白い朝もやがたち、風物詩のひとつとなっています。朝もやは晴天を約束する穏やかな日和となり、雨の心配がいらない、ご褒美のような一日となります。さらに、こんな日の夕刻には宍道湖の夕日が一年中で最も美しく映えます。湖畔の夕日スポットには、大勢の観光客や長いレンズを構えたカメラマンがズラッーと並ぶ光景が見られます。夕日が沈んでしまうと退去される方が殆どなのですが、実は湖面に陽が沈んでから、もう一度至福の時間を楽しめます。刻々と変わる空や雲の色、そして湖面の彩りなど、景色や空気をも次第に移ろいでゆくひと時(約40分)を鑑賞でき、得した気分になります。かの小泉八雲も在松の折、蕎麦屋から酒を酌み交わし、眺める空や雲の美しさを記しています。
 今年も残すところ2ヶ月余りとなりました。いつの間にか、季節が駆け抜けてゆきます。大山は紅葉も例年に比べて早く、山を染めています。
 秋は観光シーズン。大勢の旅行客が山陰に訪れ、地域経済の温度が高まればと願います。一方で匈奴ならぬ、不幸な知らせやキナ臭いテロや凶悪な事件などは遠慮させていただきたいものです。今秋実施されるマイナンバー、手間が掛かりそうで、その割りに恩恵の見えない厄介者は、できたら宍道湖に沈んでいただきたいと思うのは私だけでしょうか。(や)

矢筈ヶ山から大山を望む
(2015.10.17)


宍道湖の夕日


ちょっと無謀なウォーキング

 国指定遺跡 日本百名城「鳥取城跡」。はじめは、因幡山名氏の出城でしたが、1573年、山名豊国は本拠地を湖山池東岸の天神山城に移転したため、以後鳥取城は、因幡の国の拠点となりました。やがて毛利氏の傘下となり、忠義ある武将と誉れ高い吉川経家が収めましたが、天下統一を目指す織田信長の武将・羽柴秀吉によって1581年に滅ぼされました。
 世界ジオパークに認定される山陰海岸ジオパークのジオスポット鳥取城跡(久松山)。大地が育んだ急峻な地形を持つ山は、戦国時代の山城を起源にした城跡です。防御性の高さや、山頂からの優れた眺めから、「日本にかくれなき名山」と評され、織田信長は「堅固な名城」と評しました。
先日、日ごろの運動不足解消と鳥取城の勉強を兼ねて、久松山周辺をウォーキングしてきました。秋晴れの中、ちょっと無謀かと思いましたが、なんと5時間ウォーキングに挑戦しました。まず、久松山ふもとの寺などを回り、国重要文化財の「鳥取東照宮」を過ぎ、そこから約3.5キロの山道を登り「太閤ケ平」へ到着。太閤ケ平は、鳥取城山上ノ丸から東に1.5キロの地点、本陣山と呼ばれる山の頂(標高251m)にあります。鳥取城攻めの際、秀吉が本陣を置いたとされる場所で、現在でも当時の土塁や空堀がほぼ完全な形で残っています。
 そこからはアップダウンなど起伏の激しい山道を何度も休憩をしながら約2.5キロ歩き、やっと鳥取城本丸跡がある頂上に着きました。その頂上からは、日本海、鳥取砂丘、鳥取平野、本陣山など素晴らしい景色がほぼ360度見渡せます。落雷によって焼失するまで、本丸には天守がそびえていました。池田長吉が二階建てに改築したと言われています。
久松山頂上から急な下りの山道を足がガクガクなりながら、ふもとの吉川経家像まで約1.5キロの道のりを走破しました。
パンフレットを片手に様々な歴史の跡を訪れ、当時の状況に思いを馳せながらのウォーキングは、苦しい中でもとても充実感があり楽しみがらのウォーキングは、苦しい中でもとても充実感があり楽しいものでした。翌日は、かなりの筋肉痛を覚悟していましたが、意外にも平気で自分でも驚きました。僕の夢は、ズバリ鳥取城の再建(復元)です。
次はどの歴史の頁(ルート)をウォーキングしようかな~(し)

弊社社員が気がついた 「ちょっといい話」を連載しています

来秋松江に、日本型CCRC高齢者向け分譲型マンションができます。そのプロモーションに携わらせていただきました。通常のマンションとは異なり、ヘルパー24時間常駐のメディカルセンターや、サークル・スクール活動をするコミュニティスペース、栄養士監修のレストランなどが併設されています。
CCRC(Continuing Care Retirement Communityの略)とは、アメリカで普及しているコミュニティのひとつで、健康時から入居し、介護が必要となっても移転することなく、人生の最期までを豊かに暮らすための、継続的ケアが保証される高齢者施設のことをいいます。日本型CCRCは日本政府の「地方創生」政策の中で、元気な高齢者の地方移住などを促す地域づくりの柱として、導入の機運が高まってもいます。 今回、島根県では初ということで、まだなじみも余りありませんが、会社から近くもあり周辺への効果も含め、注目していきたい案件です(い)

 

前号へ
上へ
次号へ

copyright(c)2005 webplan All rights reserved.
株式会社ウェブプラン