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Webplan News  2017年5月号

  

宗像さんは世界遺産登録を辞退して!

 「3日間どこでもよいから旅に出かけてこい」といわれたら、宗像さんは候補のひとつで、世界遺産に登録される前の姿を見ておきたいという想いからです。玄界灘に浮かぶ孤島、神宿る神秘に包まれた、海の正倉院とも呼ばれる「沖ノ島」。一見さんは入島できなくとも、宗像大社が祀る三女神のひとつである、陸の宗像神社辺津宮と海を隔てた大島の宗像神社中津宮へはフェリーで渡ってお参りをし、中津宮から望む沖ノ島を遥拝したいものです。
 宗像大社は記紀に記載されるほどの古い神社であり、玄界灘を行き交う船の安全、航海の守護神として信仰されてきました。既に世界遺産に登録された広島の厳島神社は、宗像三女神を祀っており、全国の宗像さんの本宮で、宗像三女神が崇拝され続けてきました。
 宗像大社が世界遺産登録されることは、嬉しいことですが、ユネスコが勧告するように沖ノ島だけを登録するというのはいかがなものでしょうか?古来より玄界灘を往来する人や船を守ってきた神様は三女神であり、別々に切り離すのは伝統ある崇拝を無視したものと思います。
 福岡は大型クルーズ船ターミナルがあり、場所柄アジアからの多くの団体客などの観光客が訪れています。宗像大社が世界遺産に登録されると、更に多くの外国人が宗像さんへ訪れることにも不安を覚えます。
 そもそも伊勢神社や出雲大社、住吉大社など古くからの神社は、世界遺産に登録されていません。お伊勢さんはノミネートを勧められても拒否したと聞きますし、島根県も石見銀山は登録に積極的でしたが、「出雲大社を世界遺産登録しよう」などの声を聞いたこともありません。ユネスコのご都合で一部だけを認め、他は認めないとは文化・伝統をご存知でしょうか。
 お伊勢さんも、出雲大社も世界遺産に登録されなくても、氏子さんや地域の方々、関係先などに守られ、今後も大勢の参拝客で賑わうでしょう。宗像大社も氏子さんや出光興産の創業家や船舶関係の方々に守られながら、海運や交通安全などの参拝客で賑わうと思われるので、ユネスコが一括登録しない場合は世界遺産登録を辞退して欲しいと思います。
 日本で20件、世界では千件を超える世界遺産ですが、このブランドは少し考え直すタイミングではないかと思いました。(や)

↑厳島神社中 ↑厳島神社中
↑船中から望む弥山・厳島神社

ノンアルを見直す

 飲酒運転対策のために登場し、「ビールを飲んだ気分を味わえる」は、ひと昔前の話。ビール類飲料の市場が停滞する中、ノンアルは拡大し、今や成長分野。大手メーカーは技術や販売を競い合っており、沖縄など地方のメーカーもこの種の商品を投入しており、数え切れないほどの種類が販売されています。
 ノンアルはもともと「ビールモドキ」であって、「ビールが飲みたい時」の代役のものと思っていました。値段もビールに比べると低価格で“ちょっと試し飲み”が手軽にできます。カロリー・糖質・プリン体・アルコールは概ね0%とメタボ対策には嬉しく、メーカーもそれをウリにしています。
 少し頼りなかった味もビールに近づいてきています。昼食時にも「食事の前に一杯」とビール感覚で麦芽100%の『ビールっぽい系』。また柑橘系清涼水のような『スッキリ系』の味のノンアルの登場は、汗をかいたスポーツの後などにはイオン飲料水よりも爽快感があり、喜ばれる方も。さらに最近は「アサヒ ヘルシースタイル」や「サッポロプラス」といった『健康系(トクホ(特定保健用食品))』のノンアルも登場しました。

数々のノンアル銘柄。右はトクホ「アサヒヘルシースタイル」

今月は休載致します。

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