「サザエさん」スポンサー交代
今月、人気テレビアニメ番組「サザエさん」の提供スポンサーを49年間続けてきた東芝が降りることになりました。「サザエさん」は昭和21年敗戦の翌年に「夕刊フクニチ」掲載以降、昭和26年には朝日新聞朝刊に掲載がはじまり人気を博しました。さらに昭和44年フジテレビ系列で放送され、視聴率が取れる人気アニメ番組です。
戸建て住宅に三世代同居、テレビや冷蔵庫は揃ったけれど、エアコンや自動車はまだ買えない…、高度経済成長時の生活、懐かしい昭和を描いています。
ご周知のように、東芝は稼ぎ頭の半導体部門を切り離すなど経営再建途中にあり、それが降板理由のひとつといわれており、仕方ないことかなぁと思います。
新年度からは自動車の日産、通販のアマゾン、住宅の大和ハウスなどがスポンサーに名乗り揚げ、番組は継続されるそうです。そのため巷では、磯野家にいよいよマイカー購入か、それもEVでは?とか三世代住宅に改築するのでは?、またネット通販を利用するので、テーマソングの「♪買物しようと町まで出かけたら…」は変えられるのでは…?といった話題が噂にのぼっています。
一般の方々が、“TV番組はスポンサーを忖度して内容を変える” “スポンサーの意向で作品を変える”ことを当然のように考えていることに驚きます。私はTV番組提供は気に入っていただき、番組を応援し、その番組の視聴者に自社メッセージ(CM)を流すことが基本と思います。いちいち忖度しながらニュース報道をするようなことがあれば、TVへの信頼を失うと考えます。
戦後間もなく流行ったヘアースタイルを続ける「サザエさん」、茶の間にはブラウン管テレビ、懐かしい黒電話、食事は家族揃ってちゃぶ台でいただくなど、昭和の生活が薄れる現在、同じスタイルを通している「サザエさん」は今や時代劇(アニメ)と思われます。
主人公「サザエさん」は年を重ねれば90歳頃、カツオやワカメは結婚して子供や孫に恵まれるシニア世代です。東芝は日本だけではなく、世界の市場を席巻した繁栄の時代を経て、家電伸び悩みや原発事業の見込み違いなどで、決して平坦ではありません。
良き昭和を変わらなく描く「サザエさん」と時代の流れを見込み違いから見誤ってしまったスポンサーとの隙間が降板につながったのでは…と思います。(や)
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↑老木に咲く(2018.3月) |
↑大山と桜並木(2015.4月) |
開通式のお手伝い
平成30年3月18日(日)県内で初めてインターチェンジに環状交差点(ラウンドアバウト)を導入した「山陰道朝山・大田道路」の開通式が行われ、弊社は会場設営の業務をお手伝いしました。 当日はご来賓の方々とたくさんの一般の方々にお越しいただき、テープカットやくす玉開披のほか風船(エコ風船)を飛ばしたり、ウォーキングなどの参加イベントもあり、賑わったイベントでした。
約1か月ほど前から雨天時の時などに備えて式典の準備を進めてきました。式典の会場設営で苦労したのが、雨が降る中おこなった、トラスアーチの設置などの会場設営です。設営前日までは晴れの日が続いていたのですが、会場設営の日になると気温が下がり、雨が降り、強風の悪条件の中、寒さに体を震わせながら設営をしました。上司からは風邪をひかないように注意を受けていたましたので、体調を維持できたのは幸いでした。
式典当日は、一般の来客の方々がエコ風船を一斉に空へあげる場面がありました。私の役割は200人程出席される皆さんに風船奉奠のための準備をして、お子様達に一斉に奉奠できるようアドバイスさせていただくことでした。
時間の制限と出席者が多いため神経を使いました。いくつかの役割を乗り越え、式典が無事に終わったときはとても安堵し、達成感で満たされました。
新しい山陰道と県内初の試みである環状交差点を導入した、「朝山・大田道路」を皆様も機会があれば通行してみてください。(ひ)
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↑記念式典 |
↑祝賀行事会場 |
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