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■2007年11月号 |
11月になると、暗雲の中から轟く雷とその後のアラレやミゾレ混じりの雨が山陰の風物詩です。この雷は寒冷前線の通過による気象現象のようですが、冬の到来を告げる「雪起こし」とも呼ばれています。 「雪起こし」前に気持ちよい晴天が続くきます。やがて訪れる陽の少ない季節のご褒美のように、穏やかな秋の日です。 私事ですが、そんな秋の日に16歳になる息子が夭折しました。息子は2年以上もの間白血病と闘い続けました。私がドナーとなり移植をおこない移植は成功しました。その後移植による拒絶が息子の体に馴染まなかったり、薬の副作用との闘いが続きました。 寝たきりになった息子の足や腕は痩せ細り、薬のためか皮膚はボロボロになり、顔は腫れて人相が変わる程でした。体内へのダメージは想像を絶するものでした。 「治って家に帰り、学校にゆくんだ」という強い意志を持ち続け、辛い治療にもひとことの弱音を吐くことなく闘い続け、いく度も治療の難関を乗り越えてきました。 「僕は白血病に勝ったんだ」「みんなと同じように運動をして、学校に行って、友達とお話をするんだ」と挿管されて話すことが出来なかった息子の声が聞こえてきます。 穏やかな秋、グラウンドで友達と球を追いかけているはずの息子が、笑った姿に変わり祭壇に遺影となって収まっています。 鉛色の雲に覆われる山陰の冬が今年は一層寒く思えます。（や） |
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| 韓国珍道中 さる１０月２日〜１０月２８日、韓国忠清北道清州(チョンジュ)市にて２００７清州国際工芸ビエンナーレが開催されました。弊社はそのイベントで、清州市と姉妹都市であります鳥取市のブースのお手伝いをさせていただきました。仕事自体は順調にいったことをご報告しますが、今回はその際の珍道中のお話をしたいと思います。 韓国語がまったく話せないし読めない、英語も単語くらいしか分からない、日本語も・・・？こんな私が一人で、しかも初めて韓国へ旅立ちました。(ある方からは無謀だとも言われました)まず韓国の仁川国際空港に到着、高速バスが便利だと聞いていたのでチケット売り場を探しました。空港１階フロアを端から端まで歩いて何とか発見できました。いざチケットを買うぞと思い、カウンターの前へ。多分「どこまで行くのか？」と言っているのだと思い、「チョンジュ」と言うと相手の方から手書きのメモが。「清州」他３つくらい書かれていて、思わず「清州」を指差して日本語で「これです」と・・・・・大きな声で。(多分私のチョンジュという発音が通じなくメモを書かれたんでしょう) どうにかチケットを買ってバス乗り場へ。時間になってもバスが来ません。まちがえた？と思った瞬間バス到着。・・・何だ遅れてただけなのかびっくりするな〜。チケットを見せてバスに乗り込み、運転手さんに一番前の席を指差してジェスチャーで座ってもいいですか？と問うと、笑顔で無言・・・・。 結局乗ったのは私一人。えっ貸切？それから約２時間３０分のバスの中では私と運転手さんとのジェスチャーでの会話が。内容は多分「少し熱くなってきたのでエアコンを入れたが強さはOKか」、「風の向きは上の部分で調整できるよ」、「ラジオの内容及び音量はいいか」などとても笑顔が素敵で優しそうな運転手さんと言葉の壁を越えてコミュニケーションできました。以上が空港からただバスに乗ったまでのお話でした。珍道中はまだまだ続きますが、きりがいいので？・・・またの機会がありましたらお話します。 最後に、鳥取県･島根県の皆様へお願いがあります。できる限り利用しましょう。合言葉は「米子空港から韓国へ、世界へ！！」（し） |
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 弊社社員が気がついた 「ちょっといい話」を連載しています。先日、車のガス欠というものを初めて体験しました。信号待ちをしていて「あれっ、車のエンジンが止まった・・・調子悪いのかな？？」という感じだったのですが、何度キーを回してもエンジンがかかりません。信号待ちだったため交差点の中で車が動かないという、後ろの車にとっては非常に迷惑な事態になり、焦るばかりです。そんな中、見知らぬ男の方が声を掛けて下さり、近くのガソリンスタンドまで私の車を牽引してくれました。 小さい頃よく両親に「困っている人を見かけたら助けるのよ！」と言われたものです。そんな言葉がふと思い出され、その方の優しさが身にしみました。自分が忙しかったりしていると周りが見えなくなってしまいますが、すすんで周りの人を手伝って（気遣って）あげられる人になりたいなと思います。「困っている人を見かけたら・・・」を仕事にも役立てようと思います。 きっかけがエンジントラブルではなくて「ガス欠」というのが情けなかったですけど・・・。（た） 年末年始の広告は弊社へ！ 年末年始はお休みされる方が多かったり、帰省や旅行などでテレビや新聞を見る機会も増えます。求人広告やＰＲをするにも平常のお休みとは異なった効果が期待できます。新聞、テレビ、ラジオ等この期間限定の企画をご用意しておりますので、ご用命は弊社に賜りますようお願いします。 |
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