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2013年6月号

  

缶詰から世相が見える

缶詰は軍事用の食料として200年程前にヨーロッパで生まれ、日本でも約120年前の日清戦争から、兵隊さんの保存用食品としてつくられるようになりました。太平洋戦争時には多量の缶が必要だったことから、製造する企業が増えたそうです。

昭和30年代、鯨・コンビーフ・パイナップル缶などは私にとっては大変なご馳走で、缶切りを使って開けるのが楽しみでした。ところが現在では缶切りを使ったことのない人も多いようです。

近年レトルト食品や冷凍品に押され、缶詰の需要は減少傾向でしたが、昨年から上昇に転じたそうです。理由は一昨年の震災により缶詰工場の多くが被災し、ニーズがあるのにつくれなかったこと、震災により防災食として需要が高まったこと、また食べながら保存するローリングストックのニーズの高まり等があげられますが、その手軽さ・美味しさ・リーズナブル性が見直されており、缶詰バー(居酒屋)の普及も追い風に乗って全国に出店を続けています。

私が実感した特筆する缶詰は、いなば食品の「ツナとチキンのタイカレー」シリーズ。品切れ状態が続くほどの人気で、先日よりコンビニ大手ローソンの各店にも設置され、食べられた方も多いかと思います。青唐辛子・みかんの皮・ココナッツミルク等の香辛料が日本人の舌に相性が良く、100円台で買えること人気です。カレー好きの友達は「こんな美味しいカレーははじめて!」「やみつきになりそう」等、勧めた私が驚く程の好評でした。

さらに、少し高額になりますが国分の「缶つま」シリーズ。例えば「かき」は広島県産の牡蠣のむき身を、桜のチップで香ばしく燻製にした本格派で、酒のつまみに拘った品揃えをしており、材料・手間のかかったかかった調理とも逸品の味が堪能できます。

両者とも追い風に乗って販売を増やしています。何しろ調理する手間要らず、長期保存でき、洗練された味が直ぐにいただけるので、「家飲み」族だけではなく、ひと手間を掛けた家庭料理等にも缶詰が復活する兆しです。(や)





一日漁

今月、全国放送のテレビ番組で私の地元大田市の「一日漁」という漁が取り上げられていました。ごく最近知ったことなのですが、早朝に近海で漁を行い、夕方には港に戻り、すぐに市場で競りをかけるという漁で、今では他に東北の一部で残っているだけの全国的にも希少な漁であるようです。

内容だけ聞くとあまり驚きを感じないのですが、現在の近海漁業の主流は、近海でも2〜3日間は海上で操業し続けた後に帰港するのがほとんどで、それらの魚よりも鮮度が高いことで3割程度高い魚価で取引ができるとのことです。

道路網の整備により、近場に限られていた出荷先も、現在では関西や九州にまで広がり、地域の強みになっているようです。

テレビに出ておられた方の照れながらも誇りを持った表情がとても印象的でした。(い)






弊社社員が気がついた 「ちょっといい話」を連載しています

 今年3月に開通した中国横断道尾道松江線(三次〜吉田・掛合間)は開通以来多くの方々が通行し、「早く行けるようになった」「気軽に広島に行けます」等好評の声が聞こえます。

私も先日、この道路を通って広島県に出掛けました。はじめて訪れる尾道は瀬戸内海の小島が見渡せる坂が多い街でした。傾斜地には神社やお寺が点在し、古い町並みを残し、林芙美子・志賀直哉などの文人が居を構えた趣き深い街です。

松江近辺では全線開通に向けた期待感を「早期全線開通」の垂れ幕等から感じますが、尾道ではそのような機運を高めるサインなどを見かけませんでした。

また、尾道に行ってわかったことですが、全線開通により、雲南市以南からの高速料金はは無料になるということ。この開通によってしまなみ海道に結ばれ、四国に続くこと。さらに尾道は東は福山・岡山方面、西は三原・広島方面に繋がる十字路のような位置にあるので、時間と料金両方で利用しやすくなることがわかりました。開通すれば利用が増えることでしょう。(こ)





 

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