脱帽です
「髪の毛が後退しているのではない。 私が前進しているのである。」と指摘された頭髪に切り返したのは孫正義氏です。現在はソフトバンクグループ代表であり、かってはユニコーン企業の旗手で、今は多くの企業グループの総帥で、日本版ビルゲイツにあたる方です。 コロナウイルス感染症のワクチン接種が連日メディアで取り上げられる今月、大規模接種会場で接種が伸び悩む中、河野大臣は民間企業での職域接種を発表しました。それに応えて日立製作所HD、東京海上HD、丸紅、日本航空、日産自動車など老舗国策企業が名乗りをあげました。五輪開催が目前に迫り、コロナ感染症の有効打が放てない中、いち早くワクチン接種者を広げることができる良い方法と思います。 その中で孫氏率いるソフトバンクグループは社会貢献と考えたでしょう、自らの社員や関連企業だけでは無く、地域の住民10万人以上も対象にするという発表をおこないました。先程の企業と比べてエッジが効いた上手い広報です。さらに会場はグループのPayPayドーム、医療従事者向けの会場はWeWork乃木坂と発表しました。WeWorkは一昨年赤字を出した元凶企業のひとつで“おしゃれなレンタルオフィス”をキャッチフレーズに上場させる予定でしたが、果たせず多額の赤字を出す結果に至り、孫正義氏も開き直り「真っ赤かの大~赤字」、WeWorkは「私が馬鹿でした。失敗しました。」とこぼす程でした。 PayPayドームでは対象をグループ従業員とその家族に加えてホークスファンクラブ会員も含めるという、しっかりと会員サービスに役立て、おまけにワクチンを接種した人にはソフトバンクホークスが主催する観戦チケットを半額にすると言い放ちました。 職域接種への協力を社会貢献として名乗りをあげるだけではなく、近隣住民を巻き込み、グループ企業の内見会を兼ね、野球ファンには割引サービス等いくつもを重ね、活動やイベント、販促を盛り込んだ一連の戦略にしてしまうことに脱帽です。これらを広告費換算したら相当な金額でしょう。 20歳代で創業(1981年)、30歳代(1994年)で上場を果たし、昨年度は約5兆円というトヨタ自動車を抜く最高益を叩きだす等事欠かない話題を提供してくれる孫正義氏から目が離せません。(や)
出雲大社
先日、出雲へ行ってきました。 当日は生憎の雨であったためか、観光客の姿がほとんど見られませんでした。私はプライベートで出雲大社を一度訪れたことがあり、お盆休みの観光シーズンであったため、かなりの人込みでした。私としては人込みが苦手な性分ですので、暑さも相まって早々にダウンしていました… 現在はコロナ禍の影響もあり、観光客の数は減っているという話を聞いておりましたが、実際目の当たりにすると悲しいものです。 後日、もう一度晴れた日に行くと、大社前には少しの人通りがありました。 今後はワクチン接種者数が増え、東京オリンピックの開催に伴い、昨年比で観光客の増加があると思います。 弊社では松江で30号・出雲で16号の歴史がある、ぐるないを発行をしております。出雲では今夏に出雲17号の発行を予定しており、出雲市の活性、飲食店・関係者の皆様の発展の一助になれればと考えております。(ふ) ぐるないHPはここからご確認いただけます。
|