この度引越しをしました
この度引越しをいたしました。望んだ引越しでは無かったのですが、事務所が狭くなるので、26年間積み重ねた資料や成果品類を思い切って捨てることにしました。業務記録や業務ファイルは係わったスタッフの姿や仕事を彷彿させてくれ、ひとつ一つ思い出があります。その映像を断ち切る様に“エイ・ヤー”と何度もゴミ袋に放り投げること約2ヶ月費やしました。例えば「ウェブプランさんへ」と描かれたタレントさんからいただいた色紙は当時を思い出し、後ろ髪を引かれる思いもゴミ袋行き、スタッフやお客様が映る写真は当時の様子を彷彿するので遺したい気持ち切り捨ててゴミ袋行きにしました。大半をゴミ袋行きにしたのは手狭なスペースであることに加えて、ペーパーレス化や写真のデータ化が叫ばれていることはわかっているのですが、「いつか役に立つのでは」とか「紙の方が伝わる」という先入観があったため、この機会にモノの断捨離をいたしました。 今は情報のITが進化している時代。袋いっぱいの書類もデータだと重量はゼロになり、整理して保存すれば抽出や検索ができるので必要な情報をいつでもどこでも取り出せるメリットを分かっていても、出来なかったので引越しを機に世間の流れに近づけました。 「富嶽三十六景」で知られる浮世絵師の葛飾北斎は「奇行の人」としても有名です。そのひとつに生涯93回も引越しをしたことです。“片付け下手”が理由とも語られ、部屋にはいつも書損じやデッサンの紙が散乱し、布団は万年床、食べ物の残りなどで足の踏み場も無なったと云われいます。生涯三万点ともいわれる膨大な作品の量からも片付けや掃除をする暇が無かったことも理由のひとつですが、新しい部屋に引越しすることで、気分も変わるので、新たな想像が生まれてきたのではないかと推察します。 新しい事務所は建物は古いながらも室内はリフォームされ、土足のご来客スペースとスリッパに履き替える事務室に分けたので、靴を脱いで自分の席に座ると、足元が楽になり、見渡すと壁紙や什器も変わったので気持ちも新たになりました。「今度こそ整理整頓を」と片付け不精の私が誓うことができました。 26年分の荷物は半端なく、重たい什器などを運んだ疲労で、今頃になって腰痛のプレゼントをいただくことになりました。(や)
転職
3月と言えば、大学・高校の卒業生が新生活に向けて動いているシーズンで家電量販店や家具屋さんではフェアが開かれているのをよく見かけます。 人材紹介業では3月に転職者が多くなる傾向にあります。 転職は今では比較的良く認知されていますが、80年90年代はあまり良い印象を持たれなかったかと感じます。しかし、過去の転職者はいなかったのかと言えばそうではありません。 1990年代の転職者数は250万人、2000年に入り300万人を超え、2006年には350万人に達しました。その後は300万人~350万人で推移しています。バブル崩壊後の転職者の増加は「今より待遇の良い企業に」の理由が増えたことが要因にあげられ、近年では「人の役に立つ仕事をしたい」も転職理由に多く見られる傾向にあります。 転職者増加に伴い民間の職業紹介業者が増えており、(転職ルートも変わってきています。)2000年には民間の紹介業者からの転職は5万人だったのが、現在では40万人程に増えています。 リクルートなどの民間の紹介業者が多く広告をうつようになり、転職が広く認知され時代は転職を後押ししているようにも感じる今です。求人を出してもなかなか求職者の応募がない、良い人が来ないなど、問題を抱えている企業は多いかと思います。求人広告は毎月費用が掛かるため、ハローワークに求人を出しているはよく聞きますが、なかなか応募がないと聞きます。弊社の人材紹介事業部では月額の費用ではなく、入社した場合・応募があった場合に費用が発生する成果報酬型サービスを行っております。(よ)
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